こんにちは!

さてさて皆さん!
突然ですが、自分のグループの編成ってどんなタイプですか?
よく日本だと一般的には

・リード
・コーラス1、2、3
・ベース
・ボイパ

こんな編成がスタンダードになっていますよね。
でも、最近はこれ以外の編成のグループが各種コンクールで優勝したり、
動画で人気が出たりと、多様になってきているように感じます。

今回は、そんな流れの中、
「今までボイパ付きのアレンジしかしたことないけど
ボイパがない編成のときってどうすればいいんだろう…?」

と悩んでいる方へ、

こんなところを押さえてみよう!

という企画をお送りします。

①コーラスでリズムをつける

まずはこんな曲があったとします。

ボイパが入っていると、キレがありつつスムーズな雰囲気で、聴きやすいですね。
これを、そのままボイパを抜いてみると…?

何とも、一気に寂しい雰囲気になってしまいました。

リズムを生み出すパートとして、ボイパに大きく依存してしまっていたからですね。

こんな時は、コーラスパートが要所要所でリズムを刻むようにしてみましょう!

どうでしょう?
リード、コーラス、ベースが違った動きになり、
立体感が生まれています。

また、

ボーカルが細かく動いている時、あまりコーラスが動きすぎない

こんな点も気をつけてみてください!
アカペラでリズムが交錯しすぎると、まとまりにくい演奏になってしまいます。
ボーカルもリズムを刻んでいる、その意識を忘れずに!

(ちなみに譜例は、ギターのフレーズを意識してみました。)

②ベースのオカズで流れをつける

それでは別の譜例を。

これは、セクションの終わりと次の始まりの部分、ですね。
ドラマーはこういった時、フィルイン(俗にいうオカズ)という
ビートパターンとは違う目立ったフレーズを入れて、
間を埋めたり、次につなげる役割を担ったりします。

そして、ボイパがいなくなると…?

予想通り、セクション間のつながりが悪くなってしまいました。

ここで、コーラスを動かすのも手ですが…?

ベースが、ボイパの代わりにオカズを弾くようにしてみました。
上で和音が伸ばされている分、よりスムーズなイメージになります。
原曲にないパターンを作るのは少し難しいですが、
スケールに沿ってみたり、和音の音を追ってみたり、
色々試してみましょう☆

(これ、ベーシストの気持ちになってみてください。
「え…ここ、俺目立っていいやつやん…」
ベーシストがアレンジャーを好きになっちゃうヤツです。笑)

③メリハリを意識した構成を作る

サビに入るところをイメージした譜面です。
コーラスも”ah”と変化して、盛り上がりそうな感じがします。

ここでボイパを抜いてみると…?

意外と、その前と印象が変わらない感じがします。
リズム自体が前後で一緒なので、シラブルの変化だけだと、少し弱いんですね。

ボイパはリズムパターンを変えたり音色を変えたりして、
セクションによって雰囲気をぐっと変える力があります。
いない場合、
はっきりとした構成の変化でダイナミクスの幅をつける
そんな意識が大事になってきます!

ということで、サビから字ハモに変えてみました。
それまでと、ぐっと雰囲気が変わり、勢いを出すことができます。

「変化させすぎかな?」
と恐れないで、メリハリ優先、印象が変わる流れを作ってみましょう!


以上3つ、意識すると良いポイントをご紹介しました。
今までチャレンジしてしっくり来ていない方がいたら、ぜひ実践してみてくださいね!

それではまた次回☆

Have a good harmony☆

このコーナーでは皆さんからの添削してほしいアレンジや、
練習でのお悩みなどを募集しています☆

松原ヒロ

スタジオ オトナポリタン代表。作編曲家、シンガー、ボイスパーカッション奏者。筑波大学、バークリー音楽大学卒業。
コーラスグループMonica Corona(2014年ハモネプジャパンカップ出場)のメンバーとして活動。
2014年よりエレベートミュージックエンターテイメント「うたハモ!アカペラピース」シリーズのアレンジ、
レコーディングディレクションを担当している。

コーラス指導や音楽理論レッスン、ワークショップなどのご依頼はこちらまで!




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