教えて!ヒロ先生「先輩、音が、取れないんです。#6」 〜平均律と純正律①〜

前回までの記事はこちら!

#1 イントロダクション
#2 移動ド、相対音感とは
#3 移動ド=階名、固定ド=音名。
#4 実践!実感!移動ドsinging
#5 移動ド上達法!

さて、実践的な練習もご紹介したところで、
また一つ知っておいてほしいことをご紹介しますね。

前回、キーボードで自分の音を鳴らして
それに合わせるのはしないように!
ということをお伝えしました。

これには、もちろんその音自体の高さを
絶対的に測ってしまわないように、ということもあるのですが
もう一つ理由があるんです。

それは…

キーボードの音程は、実は合っていないんです!

何てこった。炎上しそうですね。(笑)
ま、ちょっと大げさな表現ではあります、すいません。
でもこれを知っているのといないのでは、
またハモっているときの感覚が変わってくるんです。

今回はそれについて、学んでいきましょう。
キーワードは

平均律

純正律

です!

ところで、そもそも…音って何だ?

そう聞かれたら、皆さん何て答えますか?
科学の授業で習ったことがあるかもしれませんね!

音は、波です。

空気が震えて、それが鼓膜にぶつかって、私たちは音を認識します。
そして波は、ある形を繰り返す
その周期というものがあります。
それが荒いほど音が低くなり、逆だと高くなります。
つまり言い換えると、

1秒間にできる波の回数が少ないと低い、多いと高い

ということです。

さて、ここからは1秒間に440回の波の音程を例に話していきますね。
「何でそんな中途半端?」
という声も聞こえそうなのですが、
国際的にこの音程を音名の“A”として定められているんです。

 

なので、よくこれから目にすると思うのでこちらを例に進めます。

さてさて、

この440回の音程に対して
倍の880回の波の音はどういった高さになるでしょう?

ちょっとそれを聞いてみましょうか。

 

分かりましたか?
そうです、波が2倍になった音の関係、それを

1オクターブ

というんですね!

そしておそらくご存知の通り、1オクターブって凄く共和して聴こえるんです。

 

もちろん、最初の波の回数が何でも、2倍になるとこうなります。

さて、ここで1オクターブの実際に音を作ってみよう!
とすると、意外に簡単で、2本の弦を用意して指で弾いて音を出してみます。

そのとき、長さをこのように2倍の関係にすると、
短い方が1オクターブ上となります。

ギターを思い浮かべるとイメージが付きやすいですよね。

そして、細かい説明はヴォーン!と省きますが、
この2本の間に
均等に短くなって行く11本の弦
を並べてみます。

 

これがどういう音になるかというと…

そうなんです。
これがキーボードに並んだ

1オクターブの中の半音階

なんですね!

こうやって均等に並んでいる音の並びを

平均律

と言います。

あー!ちょっと長くなってしまいます、この話。(笑)
ということで

次回に続きます!

平均律のこと、ぜひ覚えておいてくださいね。
それではまた次回!

Have a good harmony☆

このコーナーでは皆さんからの添削してほしいアレンジや、
練習でのお悩みなどを募集しています☆

松原ヒロ

スタジオ オトナポリタン代表。作編曲家、シンガー、ボイスパーカッション奏者。筑波大学、バークリー音楽大学卒業。
コーラスグループMonica Corona(2014年ハモネプジャパンカップ出場)のメンバーとして活動。
2014年よりエレベートミュージックエンターテイメント「うたハモ!アカペラピース」シリーズのアレンジ、
レコーディングディレクションを担当している。

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