教えて!ヒロ先生 「字ハモが合わない!?」

こんにちは!
さて今日はこんなお悩みをいただきました。

「音はあってるはずなのに字ハモがハマりません。
どうすれば良いでしょうか?」

せっかくの字ハモ、バッチリと聴かせたい…
これはアカペラグループの、永遠のテーマですね。

1つ前提として、僕が思っていることなのですが…

アカペラの字ハモにおいて、
一人一人の声色を合わす必要はない

ということがあります。

曲調によっては、そこも拘れるともちろん良いのですが…
単純な話、楽器のアンサンブルって音色が違うのに
うまい演奏ってバッチリとまとまって聞こえますよね。

例えば次の動画のビッグバンドジャズ。
金管楽器(トランペット、トロンボーン)
木管楽器(アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックス)
種類としても違うものがありますが
気にならないですよね。

この演奏を聴いて、
「音色が違うじゃん!まとまってないじゃん!」
とはならないと思います。

でも割と、字ハモが合わないと思って練習しているグルーブは、
声色を揃えよう、揃えようと意識しすぎていることはないですか?

「大事なのは、音色ではなく、音の形!」

練習での意識を、そこに持って行きましょう!

特に大事にすると良いのは、
フレーズの頭とフレーズの終わり
です。

・音の入り方は、なめらかに入っているのか?それともはっきり強く入っているのか?
・最初、音程を少ししゃくって入るのか?
・伸ばした後の終わり方は、バチっと切っているのか?それとも余韻を残しているのか?
・口を閉じるタイミングや、舌で音を止めるタイミングは合っているのか?
(英語の語尾の子音など特に「美味しい」ポイント!)

こんなポイントに気をつけて、周りと自分が合っているのか、
気にしながら歌って修正をしていきましょう。

また、やりすぎに注意!ですが、
・言葉にアクセントやスタッカート、テヌートなどを付け、合わせていく
ここも大事なポイントです☆

そんなことを頭に入れながら、この動画を見てみましょう。

意外と、声色としては、それぞれが無理せず歌っている感じがしませんか?
そしてそれ以上に、音の形が細かく揃っていることがわかると思います。

皆さんがうまいなぁと思うグループは、
例えば同じジャンルの曲が好きだったり、
その雰囲気のボーカルのノリを出すのが得意だったりして、
あまり考えずに、自然とニュアンスを合わすことができてしまっている
そんなグループが多いんですよね。

そこを敢えて、意識的に分析しながら練習することがもっとできるはずです。

そこがまた、アカペラという声を使った音楽の醍醐味でもあります☆
練習での意識を変えてみて、楽しくハモれるようになりましょう!

それでは次回もお楽しみに!

 

Have a good harmony☆

このコーナーでは皆さんからの添削してほしいアレンジや、
練習でのお悩みなどを募集しています☆

松原ヒロ

スタジオ オトナポリタン代表。作編曲家、シンガー、ボイスパーカッション奏者。筑波大学、バークリー音楽大学卒業。
コーラスグループMonica Corona(2014年ハモネプジャパンカップ出場)のメンバーとして活動。
2014年よりエレベートミュージックエンターテイメント「うたハモ!アカペラピース」シリーズのアレンジ、
レコーディングディレクションを担当している。

コーラス指導や音楽理論レッスン、ワークショップなどのご依頼はこちらまで!

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